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さて、いよいよ当日、日曜日です。

この日のためにMax Heartホイールも新調しましたー。
って、空気入れていたらチューブが「パァン!」とものすごい音を立てて破裂!
なじぇ!?(涙)

 


チューブ交換していて遅れましたが、再びホテルニューイタヤの前に。
おー、いるいる。
ぞろりと並んだチームカー。

そのうちの2枚、ランプレのチームカーとバイク。
一昔前、フレームの
前三角がアルミでカーボンバックってのが流行りましたが
Six13は全くその
なんですよね。
前三角がカーボンで後ろ二本がアルミという、
変わった構造。

……?
よく見るとシートチューブもアルミ?

どうやら昨年のSix13とは少し違うんですね。
後ろ三角がアルミでカーボンフロント、とでも言うのでしょうか。

不思議なフレームです。

って、時間ないじゃん!
自転車に見とれている場合じゃないです!
スタート時刻に間に合わないかも!!

 


小雨の降る中、時計を気にしながら
なんとか8時58分に会場に到着。
スタートの9時に間に合った……。

ん……?
会場のアナウンスでは出走サインが始まります、とか言っています。
あら、スタートって10時だったんですね。
9時だと勘違いしてました(汗)。

って、朝のパンクのせいでご飯食べてないのでお腹すいたー。


(おいしそうなので画像クリックで拡大します(笑)。)

牛、豚、鳥の各種串焼きが売っていましたので、これにて腹ごしらえ。

(゚Д゚)ウマー

出走サインをしている選手の紹介アナウンスや
ゲストのディスカバリーチャンネル・別府史之選手のインタビューなどが響く会場、
行き交う色とりどりの自転車……。

串焼きを手に、この上ない幸せを噛み締めるヤンでした。

そうそう、自転車ロードレースって観戦(入場料)がタダってのも
他のプロスポーツ観戦にはあまりない要素かもしれません、とかも思いました。

それから、会場の企業ブースなどをまわっているうちに
いよいよスタート時刻になりました。

 


雨も止み、陽も射してきました。
暖かいくらいです。
そんな中、颯爽とスタート、軽快に登っていく選手達。

今回の観戦プランは

2周目……古賀志山中腹
3周目……古賀志山山頂
4周目……降りてきて、再び古賀志山中腹
5周目以降……スタート・ゴール地点

昨年同様、前半は登坂する選手を応援し、
レースが動くであろう後半はスタート・ゴール地点でアナウンスを聞きながら観戦するという段取りです。
早めに戻ってくることでゴール地点のいい場所も確保できます。

さて、登りでの観戦をするために、ヤンも古賀志山山頂を目指すことにしましょう。

 


2周目、古賀志山中腹。

クネゴの大きなパネルを据えて、
全身ランプレな娘さんとともにコーナーで待機しているお父さんが
実況ラジオを大きな音で流してくれていましたので、
隣を拝借しました。

お、早くも6人の日本人選手が逃げ集団を形成している模様です。
その6名が過ぎていきました。
その後、2分弱の差で大集団が。
さらにその後に続くチームカー、救急の車、ゲストカーなど……。

……?
なんか窓から叫んでるゲストカーが来ました。

?「別府を応援お願いします!
別府、別府匠です!

写真撮ってくださーい!

車から叫んでいるのはディスカバリーチャンネルの別府史之選手です
一歩間違えれば
選挙カーの放送に聞こえないこともない、
そんな別府選手の応援に、みんな笑っていました(笑)。

 

さらにその後……

?「ブリヂストンアンカーをよろしくお願いします!
福島康司選手が逃げています!
応援お願いします!」

チームブリヂストン・アンカーののぼりを持った方が元気に登っていきました。
これだけ叫び続けながら登るとは……いやはや。
おそらく2chでウワサの、とあるコテハンの方でしょう。

 

いやー、なかなか盛り上がってますねー。
こういうお祭り感覚、好きです。

さて、山頂です。

 


なんですかこの人だかりは!?

さすがジャパンカップ。
年に一度だけ、古賀志山が輝ける時。

山頂にも食べ物や地ビールなどの販売所があったりして
賑やかこの上ないです。

先ほど同様、実況ラジオを周囲に聞こえるように
大きな音で流してくれている方がおられました。
感謝。

っと、来ましたよ、逃げ集団!
この3周目の山岳ポイントには1回目の山岳賞がかかっています!
果たして先頭通過は……!?

 

地元・栃木県出身、シマノ・メモリーコープの廣瀬佳正選手

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

好きなアイドルはおジャ魔女どれみおんぷちゃん

ファーミファーミファー!

落ち着け、自分。

地元出身ということで昨年は地方紙、下野(しもつけ)新聞にも
インタビューを交えて大きめに載っていました廣瀬選手。
明日の記事が楽しみです!

 

数秒して通過する、逃げの日本人選手5名。
これから約2分後に通り過ぎる大集団。

 

と、ここで集団が過ぎて落ち着いたところで、
金曜日にホテルで知り会ったM田さんと会いまして、
しばらく行動をともにすることになりました。

 

ワーーーーー!!

……?

大集団も、チームカーなどの行列も過ぎたはずなのに
山頂が歓声と拍手に包まれました。
何事……?

クイックステップサニエルデュバルの選手が2名……?

いや、コスプレ選手です!(笑)
両手を挙げて山頂を通過!
周囲は笑いの渦に包まれました。

こういうノリ、いいですねー。

 


観戦プランを変更し、M田さんと雑談しながらもう1周(4周目)山頂で過ごしました。

そして下山。
赤川ダム付近を、5周目の逃げ集団が通過するところです。

速すぎてうまく写真が撮れません(涙)。

逃げの集団、大集団、車の行列が過ぎてしばらくした後……。

ピピー!ピー!

交通整理のおばちゃんの笛が響き、慌てて道の脇に寄るヤン。
遅れた選手でしょうか……?

って、先ほどの2名のコスプレ選手じゃないですか
まだやってたんですか(笑)。

ヤン「今の、選手じゃないですってー。ニセモノですよー(笑)。」

おばちゃん「あんらー、間違えちゃったよー(笑)。」

ほのぼのとした空気の中、談笑。

いえそうはいいましても実際、コスプレ選手達は
かなりのスピードで通り過ぎていきました。
間違えるのも無理はありません。
侮れないです。

 


さて6周目、M田さんの希望により
スタート・ゴール地点の坂を登ったところにある補給ポイントでの観戦ということに。

金曜日に地下神殿に連れて行ってくれたクイックステップのマッサーが
ボトルやサコッシュ(補給食などが入った袋)を手に、
売店で何やら購入、食していました。

日本の食べ物って口に合うのかな……?

との疑問も。

 

さて、来ました。
坂を登る、というか駆け上がるといったスピードで過ぎてゆく逃げ集団、
そして2分前後の差でやってくる大集団……

カシャン!

目の前でシマノ・メモリーコープの狩野智也選手(昨年、日本人最高の10位)のチェーンが脱落
集団の中で失速する狩野選手……!

ガァン!!

盛一大選手(愛三……もといジャパンナショナルチーム)と
福士達郎選手(スミタ・ラバネロ・パールイズミ)が
避けきれずに狩野選手に激突、落車!

狩野選手のすぐ後ろにいた数名の選手は異常に気がつき、避けられたのですが
さらにその後ろの選手にしてみれば、前の自転車が不意に横にそれたかと思ったら
いきなり目の前に停止している自転車が現れたという状態……
追突は避けられないでしょう……。

自転車がぶつかったとは思えないような、すごい音がしましてびっくり……(汗)。
いやそれより大丈夫でしょうか?(汗々)

 

「すみません」とぶつかったふたりの選手に謝る狩野選手。
ぶつかったふたりの選手は落車はしたものの、大事には至らなかった模様です。

どうやら身体・バイクともに問題はなさそうで、再び走っていきましたが
狩野選手はシマノ・メモリーコープのエース、
今年も活躍が期待される選手なので心配です……。

登りが終わるところでしたので、変速した際にチェーンが落ちたのか、
はたまた強く踏み込んでフレームがたわんだためにチェーンが落ちたのか、
そこまではわかりませんでしたが……

上の画像に写っている方々を見るとわかっていただけると思うのですが、
目の前での落車って、とてもカメラを構えられる状態じゃないです(汗)。

驚きと心配と不安、ただ唖然と立ち尽くす自分がいるだけで……

 


目の前での落車事故の怖さがまだ抜けないまま、
とりあえずスタート・ゴール地点に戻ってきました。

 

大盛況、行列のできている餃子ハウス

これから後半、ゴール地点でアナウンスを聞きながらの観戦になるため
一杯やりながらもいいかなー、と思ったのですが
この行列にはまいってしまいまして……(汗)。
あまり遅い時間に飲むと、帰りまでにお酒が抜けなくもありましたので諦めます(涙)。

で、来る途中にコンビニで買ったおにぎりをパクつきながらの観戦になりました。
どーでもいーですが、自転車とおにぎりって最高の取り合わせだと思います(笑)。

 

で、レースはこの周辺りからメイン集団がペースを上げ始め、
2分あった差がじわじわとつまり、1分差に。
しばらくそれをキープした後、
脱落者を出しつつ最終的に3名となってしまった逃げ集団はメイン集団に吸収されました。

それでもさらにペースを上げる集団。
ついていけずに遅れていく選手達……。
振り落としが始まりました……。

どきどき。

 


ラスト1周。
いよいよこれからといったところで、先頭は7名に……。

メンバーは、

パトリック・シンケビッツ
クリスチャン・モレーニ

(クイックステップ・イネルジュティック)

ダミアーノ・クネゴ
(ランプレ・カッフィータ)

フランシスコ・マンセボ
パブロ・ラストラス

(イリェスバレアレス・ケスデパーニュ)

マヌエル・モーリ
(サニエルデュバル・プロディール)

田代恭崇
(チームブリヂストン・アンカー)

田代選手、日本人選手で唯一先頭集団に生き残りました。
活躍を期待したいです……。

 

「古賀志山入り口、アタックがかかったとの情報が入りました!」

場内に響くアナウンス、静まる会場。
緊張に包まれます……!

 

「マンセボ!イリェスバレアレスのフランシスコ・マンセボ選手がアタックです!」

会場全体が「おぉ〜」というどよめきに包まれました。

誰もが行くと思っていたクネゴではなくマンセボ、
そのままトップで山頂を通過!
さすがトップクライマー、
魅せてくれます!
ツール・ド・フランス総合4位は伊達じゃありません!

そのままトップで山頂を通過したマンセボは数秒遅れのクネゴを下りで待ち、
協力して追走選手を引き離します。

が、この時点でスプリントを得意とするクネゴの勝ちは決まったようなものでした。

マンセボにしてみれば、ひとりで逃げて、もし追走の数名につかまってしまったら表彰台も危うくなる、
でもクネゴと逃げれば少なくとも2位は確定する、
との判断だったと思われます。

クネゴから見れば登りが終わった後の結構な距離を、一緒に逃げるための協力者が欲しい、
誰かが登りで飛び出してくれれば自分も一緒に、といった作戦だったのでしょうか。
その思惑は大成功だったようです。

ゴールスプリントを征したのは、やはりクネゴ!
強いです!
スプリントというよりはマンセボを完全に置き去りにしての、
大歓声の中での完璧なゴールでした。

 

次々と選手がゴールする中、放送席、プレス席、表彰台と
忙しく移動する今中さん。
相変わらずカッコよく、何気なく写真を撮ったら
ちょっと俳優っぽいショットになりました。

 

表彰式。
1位から3位までの選手(クネゴ、マンセボ、モレーニ)には
副賞として
デジカメウォークマンが。

来日選手達は秋葉原や宇都宮の電機店に必ず赴くといった話は有名です。
そんな日本らしい副賞に会場は大爆笑。
クネゴなんかは中身が気になるのか、その場で開封してました(笑)。

ステージを去る前、いっぱいのキャノンデール(ランプレ)グッズを観客に投げるクネゴ。
こういうファンサービスを欠かせないところも彼の人気の理由でしょうか。

 


さて、お約束のチームテントの方に行ってみましょう。

 

クイックステップ、もはやチームテントの外で商売しています(汗)。

 

すごい人ごみ、近寄れません。

もういいです……他のチームテントに行こ……

 

サニエルデュバル、お前もか!!

とは言いましてもクイックステップのように
明らかに売るために持ってきた大量のグッズを売りさばいているのではなくて、
持っているものを、レースで使っていたものを売っている、といった印象でした。
ボトルなんかは無料で配っていましたし。

 

こちらはイリェスバレアレスのチームテント。
ヘルメットを持たせてもらったり、選手との交流を楽しむ人達。

 

この辺りから、ぽつぽつと帰りだす選手達……。

楽しかったレースもこれで終わりです。
お祭りが終わるときって切ないですよね……。

 


帰り道、クイックステップのブラマーティ選手と他3名の選手が追い抜いていきました。
あれ?その後ろを走っていったのはM田さん?
せっかくだから便乗、談笑しながら一緒に帰ります。

交差点で止まったときにバレアレスの選手(すみません、誰だかわからなかったです)が
ジャージの背中ポケットから何か(たぶんソックス)を取り出したと思ったら、
それをM田さんに見せて

「one thousand?」

もっとも選手の方も笑いながらでしたので
ネタだったのでしょうけど(笑)。

 

で、M田さんと一緒に、もう一度ホテルニューイタヤに行ってみます。

ヤンがロビーに入るなり、自分のシャツを指差して
「クイックステップ?クイックステップ?」と
商売してくるシンケビッツ。
もういいですってば……(汗)。

 

お?

例のコスプレ選手がいるではないですか。
ヤン、突撃。

聞くと、彼らは高校生、地元宇都宮の作新学院自転車部だそうです。

おーっと、作新学院といったら3周目の山岳賞を獲った廣瀬選手の後輩ということになるではないですか。

ファーミファミ もういいって

コスプレ走行が古賀志山山頂で大爆笑だったこと、
交通整理のおばちゃんが選手と間違えて笛を鳴らしていたことなどを話すと

「え?なになに?俺らって有名人?」

みたいな反応。
いやいやほんと目立ってましたよ。
本日のMVPと言っても過言ではありません。

そんな彼らからはとにかく元気な若々しさを感じました。
未来の日本の自転車…プロロード界を担うのは彼らかもしれません。

む、うまくまとまりましたね。

 

この後M田さんとしばらく話をし、本当に名残惜しいですが帰路に着きました。

 


帰宅。
画像はお気に入りのケビン・フルスマン選手にもらったゼッケンプレート。

ナンバー4!

フォーですよ、フォ━━━

このゼッケン、よくある、紙をラミネートパウチしただけのものではなくて
しっかりとしたプラスチックの板でした。
さすが一流選手に用意するものは違います。

プレートにサインまでしてもらってご機嫌のヤンでした。

 


次の日、コンビニで地元・下野(しもつけ)新聞を購入。


(↑クリックで拡大します。)

あー、もー今から来年が楽しみで仕方がありません。

来年もまた観戦できたらレポートしたいと思います。

 

 

 

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