サイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは。
2006年4月9日(日)に
栃木県芳賀郡茂木町・ツインリンクもてぎにて行なわれた
2006年(第8回)シマノもてぎロードレースに参加してきましたので
レポートしてみたいと思います。

ときに、今回は個人ではなく、チームでの参戦となります。

チームセパレイトブルー

簡単に言いますと、同名のエロゲーがありまして、
某掲示板に集ったそのゲームのファンが
「ゲーム中に登場するチームのレプリカジャージを作ってしまえ!」
で発足したチームであります。
(ジャージに関しての詳しいページは
こちら。)

そんなオンラインサイクルチーム(?)の初陣でもあります。

 


参加メンバーは

私、ヤン
sanoさん
ARAYANさん

以上3名が地元(というか当日発・当日帰宅)の当日組
住んでいる所が比較的近いので、
もてぎ参戦が決まってから、週末に3回ほど一緒に走ったりもしました。

Abさん
コルナゴ・レッドさん
@kokoroさん
hampさん
OCR3さん

以上5名が前日に茂木入り、宿で一泊しての参加になる前泊組、です。

オンラインでの結成チームであるが故に
当然、前泊組の皆さんは全員が初顔合わせ。
ひとつ屋根の下にて一泊、熱い夜を一緒に過ごすというのは
緊張を和らげる・チームの結束を強めるという意味ではいいのかも、と思っていました。
(当日になって8人一気に自己紹介しても覚えられないですし
そうそう馴染めるものではないですしね。)。

と、当日組のARAYANさんも前日に宿におしかけて、そのまま宿泊することになったそうです(笑)。

そんなこんなな6名の前泊の様子は一体、どんなだったのでしょうか……?
Abさんからいただいた写真を見てみましょう。

 

どん!

 

どん!

 

どどん!

 

どーん!

 

なんでお酒の画像ばっかり……(汗)。
開くフォルダを間違えたかと思いましたよ……。

えー、前泊組の皆さんはそれはもー楽しい一夜だったそうで、
話を聞くと当日の朝、
飲みすぎて吐いていた方もおられたそうです。

大丈夫ですか!? チームセパレイトブルー!?

 


当日。

sanoさんと一緒に車の中でPSPでプリキュアを観ながら会場に向かいます。
駐車場やピットの場所取りなどを考えて早めに出たのですが、あまりに早すぎる到着。
真っ暗な中、車中で
おジャ魔女を観たりしながら夜明けを待ちます。

薄明るくなってきた頃、入場券を落とした、とかで手間取った方もいましたが
携帯で連絡を取りながら無事、合流。
軽く自己紹介をした後
(事前のチャットでの流れから、ハンドルネームと自転車を結びつけて覚えている方が多いと思われます(笑))、
それぞれ愛車を組み立て、荷物を持ってピットに向かいます。

ちなみにヤンのマシンはこれ。

相変わらずキモいバイクです。

 


試走ターイム。

朝6:30前。
まだ結構寒いですけど皆、待ちきれないといった様子でコースの試走に出かけます。
チームセパレブ、初始動。
上の画像を見て思ったのですがこのジャージの背面って
ちょうどセパレイトブルー(空と海の境界)を表現しているみたいなデザインですね。

で、考えてみればレース(オープンIやエンデューロ)では全員一緒に走ることができないので
みんなで走れるのはこの試走が唯一の機会。
1周で終える方から3周もする方まで、様々でしたが楽しく走り終えました。

初めて皆で一緒に走ったこの瞬間、
セパレブジャージが一堂に会したことを心から実感できました、はい。

 

で、ここから個人レースであるオープンIまで約3時間、
さらにそこからメインの2時間エンデューロまでさらに3時間ほどの時間があります。

寝不足やお酒の抜けていない方(笑)もおられるのですが、
皆、軽く緊張しているせいか、落ち着きがなく
自転車の整備をしたり、先に行なわれるレースの観戦をしたり……。

 


で、そわそわ状態のまま、オープンIが始まりました。
ドキドキ。

メンバー8名中、6名が参戦しました。

オープンI 1組

さて、レース開始です!

スタート直後に、やや下りのS字コーナー。
落車の原因を引き起こさないように走行ラインに注意しつつも
ポジションアップを計る……。

「中切れしないようなそこそこ前の方の位置をキープ、
でも絶対に先頭には出ない」

という、まさにコバンザメのようなポジションを取れるように心がけます。

ロングライドイベントなどで経験したことのある「協力し合う集団走行」と
レースでの「位置取りを争う集団走行」はワケが違うことを実感しながら、
最初の登りへ。

勾配4%、700m強の登りはこのコースの最大の山場!
……と言われていた割にはなんなく集団にて通過できました。
とりあえず一安心。

あとはほぼ下りか平坦のコース、
とにかく周りの方の迷惑にならないように安全走行を心がけつつ、
先頭集団に生き残ることだけを考えて走ります。

気がつけば2周目
先頭集団のだいぶ後ろの方に位置したまま、例の
登りに差しかかりました。

「ここで集団の前の方に行っておかないと、なんかよくわかんないけどまずいかも!」

直感でそう思って、集団から外側に大きく外れて一気に前に出る!
出る……!
あれ?

前に出過ぎ……?

先頭に立ってしまいました(汗)。

(先頭集団前方ではスプリントのために脚を残す必要があるため、
お互いに牽制しあって、意外にスピードがのっていなかったのだと思われます。)

ちょっと、前に誰もいないのって不安だってばさ。
早く誰か来てー(涙)。

ものすごいプレッシャー(物理的に風の抵抗もあるのでしょうけれど)にて、失速。
またたく間に集団に吸収されました。
我ながらカッコ悪い走りをしてるなー、と恥ずかしかったです(汗)。

その後の下りではポジションを上げつつも脚や心肺は回復。
先頭集団の中ほどに位置します。
が、
そこからどーしていーのかわかりません
もう少し前には出られるけど、出たら脚使って最後にヘバるでしょうし、
だからといってこのままの位置ではスプリント勝負に絡めない……
でも前に出る勇気はない……

などと考えているうちに、いつの間にかゴール前。
いっせいにスプリントが始まってしまいました。

先頭がはるか彼方を走っているように見えます。
それでも最後の力を放出、全力のスプリント!

結果は22位。
むー、先頭とのたった4秒の間に20人もいるんですね……。

スプリントの位置取りやタイミングってのは経験を積むしかないんだな、と実感。
すごく勉強になった一戦でした。

 


結局、残念ながらセパレブのメンバー6名は誰も入賞に絡むことはできませんでしたが
(最高順位はAbさんの14位)、
レースが終わると何やらメンバーの雰囲気が変わってきました。

「個人レース(オープンI)はセパレブにとってはアップみたいなものだ」

とばかりに、ひとレース終了、というのがいい緊張ほぐしになったのか、
コンビニで買った食料や会場で買った牛串や唐揚げを頬張る方、
2時間エンデューロに向けて休息をとる方、
気ままに会場のイベントブースを徘徊する方、など
それぞれ自分のペースを取り戻した、といった感じで
ピット内にはリラックスした雰囲気が漂ってきました。

 

食べる!

 

食べる!

 

寝る!

 

ちなみに、この段階になってやっと2時間エンデューロの作戦会議が始まりました(笑)。

チャットで話をするくらいではお互いの脚の有る無しはわからなく、
推測のそれによるメンバー構成はどうかなー、とも思ったので
今回は
参加者を年齢順に並べて上から4人を「セパレイトブルー 空」
下から4人を
「セパレイトブルー 海」で分けてしまいました。

オサーンは「若い者には負けん!」
若い方は「ベテランには負けない!」

そんな気持ちで、いい意味で競争心を持ちながら挑んでいただければ。

両チームともチームオーダーや交代についての話し合いが終わり、
いよいよ2時間エンデューロの開始です!

 


さて、「セパレブ 空」の第一走者として出走することになったヤンなのですが……。

スタート……オーバルコースを大集団で走る緊張と興奮……
落車、及びその原因を作ることだけは避けなくては……
進路変更の時はとにかく後ろに注意して……
っと、前の方が急な進路変更!
普段着だったり、いかにも集団走行に慣れてなさそうな方の後ろにはつかない方がいいかな……?

ガシャガシャーン!

あ、落車だ!(汗)
2,3台が巻き込まれた模様……

「急ブレーキはかけないでくださいねー」
と、集団に呼びかけながら走る今中さん。

急ブレーキや急な進路変更はできることならばしたくないです。
できることならば……

脚以上に、精神的に参りますね、これ(汗)。

などと考えてつつ走っていたら、早くも一周目の最終コーナーにさしかかりました。
直感では、現在位置は先頭集団の中程やや前……?
まだ始まったばかりなので焦ることはないとは思いますが、
いつ中切れするとも限りません。
もう少し集団の前に出なくては……!!

軽くギアをかけ、集団の外側からペースアップを計るヤン。
ぎゅいーん。
いい感じにポジションが上がっていきます……。
いきます……。
あれ?
あの、その、集団につかせてください(汗)。
横から集団に入るのって難しい……。
入れてよ、ねぇ……。

どーしよ(汗)。

(集団に入れなかったら、先頭に立てばいいじゃない。)

なんか悪魔の囁きが聞こえました。

(エンデューロ一周目をトップで走り抜けるのも悪くないんじゃない?)

(きっと目立つわよー(くす))

やめろ。

やめるんだ!

止まれ、自分の脚!

しかし、顔はニヤけ、身体はダンシング、スプリントモードに!

わはー! 一周目、トップ通過あぁぁぁ!!

250を超えるチームの集団の先頭で
スタート/ゴール地点を超えるカ・イ・カ・ン♪

チームのみんな、スポンサー様(フロントウィング&サヴァイヴ)、見てくれてましたかー!?

↑バカです。

 

……ま、そんなこともありましたが、先頭集団の前〜中程を確保しつつ25分程、
役目を終えたので全力でピットに駆け込み、交代です。
疲れたー!
(セパレブ「空」は交代時のロスを極力避けるために、30分x4人の作戦です。)

死にもの狂いで走ったヤンの後に、同じく死にもの狂いで走る@kokoroさん、
そしてコルナゴ・レッドさん……
耐久レースは続きます……。

 


残り45分くらいといったところで、最終走者であるAbさんに計測チップが渡りました。
具体的にタイムを計っているわけでもなく、周回数を数えているわけでもない、
そんな我ら「セパレイトブルー」は果たして今、どのくらいの位置にいるのでしょうか……?


と、そこで、2時間エンデューロの
途中経過が会場のオーロラビジョンに表示されました

そこには衝撃の事実が!!

チーム員の誰もが驚きを隠せません!

「うそ!マジ!?」

「すげー、すっげーーーっ!」

「これはいけるかも!?」

 

↓ イメージ映像

残り45分にして、順位は5位!

ピット内は大盛り上がりです!

最終走者であるAbさんが力尽きたら
前走者のうち体力の残っている誰かが残りの時間を走るというオーダーでいましたが、
こうなっては選手交代(ピットイン)の時間も惜しい状態です!

Abさんに最後まで走ってもらうしか!!

 

しかし集団も散り散りになってしまったこの状態で、
45分以上もの間、トップスピードを保ったまま走り続けられるのでしょうか……!?

 

「Ab、お前の仕事を言う……『勝利』だ……!」

もう我々にできるのはホームストレート前を駆け抜けるAbさんを応援することだけです。

「今、5位ですよー!5位5位5位ー!」

「あと2周!がんばってくださーい!」

落ち着いた走りで常に小〜中集団の前寄りをキープしつづけたAbさんは
45分以上の時間を走りきり、
ゴールスプリントをもしっかり決めてくれました
(同じLAP数の場合は先着順で順位が決まりますので、ラストのスプリントは重要です)。

結果、セパレイトブルー「空」はさらに順位を上げ、
4位入賞!

 

個人ロード(オープンI)では誰も入賞することができなかったメンバーでも
力を合わせることによって、エンデューロでは見事上位入賞を果たすことができる。
これはまさに
一蓮托生のセパレイトブルーならではの結果ではないでしょうか!?

 


 

抽選会(残念ながらメンバーの誰も当たりませんでしたが)を終え、片づけを終えて
駐車場にてhampさんがおごってくれた牛串を皆でかじりつつ、解散となりました。
(その後、6名はファミレスにて食事)

そこそこの結果を残せたということもありますが、
それ以上に全員が事故や怪我なく、楽しめたということ、
この素晴らしい時間を共有できたという事が何よりの成果だと思います
(ヤンはその場にいませんでしたが、初対面の6人が一緒の宿に泊まって飲んで語った
修学旅行状態の一晩の思い出もまた
格別なものだったのではないでしょうか。)

全国に散らばる「セパレイトブルー」チーム員が
またいつか、どこかのイベントにて集結することを願いつつ、
今回のレポートを終えたいと思います。

 

(画像はAbさん、コルナゴ・レッドさん、sanoさんが撮影したものを
拝借させていただきました。)

 


追記。

こちらが2時間エンデューロ、チームセパレブ「空」のLAPグラフです。

オレンジの四角がチームセパレブ「空」の順位です。

ヤンの動きを見ますと、
まず1周目の
バカスプリントをかけたトップ通過が目立ちます(笑)(←嬉しい)。

以降、先頭集団の中ほどをキープし続け、
集団の動きに慣れてきたら徐々に集団の中で順位を上げ、
交代の周回(8周目)はまた集団から飛び出して交代のための時間を稼いだ、
といったところでしょうか。

2番手の@kokoroさん、3番手のコルナゴ・レッドさん、最終走者のABさん、
全員がジワジワと、しかし確実に順位を上げていった経過を見るだけで
みなさんの脚と、いかに集団を利用するかというレース勘が優れているかが
本当によくわかります。

 

ヤンから@kokoroさんへの交代時の順位の低下を考えますと、
もう少しヤンが粘って周回を稼いでから交代していれば
集団がコース全体に散らばっているために
交代時のロスを抑えられたのかもしれません。

つまり、セパレブ「空」が表彰台に立てなかったのは
全て私、ヤンのがんばりが足りなかったせいであると。

 

ごめんなさい orz

 

 

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